橘始黄(たちばなはじめてきばむ)2025.12.05

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きものは、寒い冬空のような色合いの「成謙飛び小紋 小花草花吹き寄せ」。京都の工芸染匠「成謙」のきもので、二代目・渡辺賢太郎氏が率いる染織工芸の名匠です。合わせる帯は、博多織の中でも希少性が高く幻の織物といわれる総浮の本袋帯「縄文空土」をセレクト。フォーマルから普段着、お茶席など幅広いシーンで活躍する気品高い博多帯です。小物は、橘の実を思わせる黄色の帯揚とアクセントに赤い帯締を合わせ、冬が深まり橘の実が色づく季節を表現しました。