2024 甲辰
鳳凰の風 - アメツチを織る -
陰極まりて陽となり、陽極まりて陰となる。
鳳凰の風は、その間で、戦ぐ。
私たちは、混沌から大調和のためにアメツチを織る。
※「鳳凰の風」は、博多織を十干十二支のリズムに合わせて未来と世界へ伝えるためのプロジェクトです。
甲辰 地道極マリ 天目指ス
甲辰の年は、成功や成長のために努力を重ねることで大きな成果が得られる年。
また、成功の芽が成長し、姿を整えていくという意味があります。
「甲」は十干の1番目、「辰」は十二支の5番目にあたり、甲辰は十干十二支の41番目。
「甲」は、命やものごとの始まりの意味。五行は「木」で、陰陽は「陽」。
いずれ大木となる種が、硬い殻を被っている状態。
まだ芽生えを迎えてなく、耐え忍んでいる状態。
「辰」は、龍を意味します。十二支で唯一、実在しない動物。古代中国では権力の象徴。
また、辰は「振」の意味もあり、陽の気が動くことに伴って万物が振動し、草木が伸びて、活力がみなぎる様子です。