OKANO博多きもの制作所

メールマガジン

新商品やイベントなどの最新情報をいち早くお届けいたします。
登録後に自動送信メールが届きます。
メール本文にあるリンクより承認をお願いします。

2026 丙午

鳳凰の風

先代の意思を受け継ぎ、次の世代へ「ものづくりの意義」を伝えるため、陰陽五行をテーマにしたプロジェクトが立ち上がりました。太陽・月・木・火・土・金・水といった自然の要素を通して、生命の循環と調和を表現しています。
2024年には、この想いをもとに「鳳凰の風」として新たな挑戦が始まりました。鳳凰は、陰陽五行の調和を象徴する存在であり、十干十二支の周期に基づく新しい物語がここから紡がれていきます。博多織は、まさに陰陽五行の思想を体現する織物です。中でも献上柄には、「払い」と「清め」という祈りが込められています。五色の羽をもつ鳳凰は、大調和の時代に現れる象徴とされ、混沌の中に希望をもたらします。私たちは、「アメツチを織る」という行為を通して、この精神を未来へと繋げ、次の世代と共に、新たな時代を創り出していきます。

陽極ムル トキゾ芽吹ケル 新シキ

丙午は、陽の火が最も勢いづく「純陽」の象徴です。五行では火が天と地をつなぎ、生命力と創造の光を放ちます。情熱的で直感が鋭く、暗闇を照らす太陽のような存在です。その炎は周囲を温め、人を導く力にもなります。陰陽五行的には「陽極まって陰に転ずる」転換期を示し、変化を恐れず進む者に新たな道が開かれます。燃える志をやさしさと調和で包むとき、丙午の火は未来を照らす永遠の光となるのです。

作品詳細ページはこちら>>