麋角解(おおしかのつのおつる)2024.12.05

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きものは、菜籠麻の葉が奥行と繊細なニュアンスを演出する「博多経錦紬 親子縞 菜籠麻の葉」。細かい縞と北斎模様の地紋で構成されたきものです。合わせる帯は、正倉院の宝物<臈纈屏風 羊木屏風>をモチーフとした「千織 松浦総浮 象羊木臈纈屏風紋」。伝統工芸士松浦長治氏による手織りの名古屋帯です。小物合わせは、寒色で統一して冬の寒い空気感を表現。七十二候が冬至の次候に変わり、鹿の角が落ちる季節をイメージしました。