玄鳥去(つばめさる)2025.09.05

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きものは、経糸の細かい縞と北斎模様の地紋で構成された博多織の「博多経錦紬 親子縞 菜籠麻の葉」。角度によって浮かび上がる菜籠麻の葉が、奥行と繊細なニュアンスを加えています。合わせる博多帯は、献上柄のように唐草文様が縦に配置している「絵緯 長安 独鈷更紗」。桐や牡丹は、吉祥文様でもあり縁起がいい博多織の八寸名古屋帯です。小物合わせは、温かみのある桃色を差し色にして、つばめが暖かい地へ旅立つ風景を表現しました。