昨年好評だった企画を再び開催。OKANOと親交が深い、和文化コンシェルジュの古谷尚子さんがセレクトした、素敵な商品をご紹介いたします。

◆弓月
京都・西陣の織元・秦流舎（しんりゅうしゃ）のブランド「弓月」。西陣の織物としてのこだわりを持ち、撚糸・織・染・繍まですべての製造工程を自社で行っています。都会に似合う現代的なセンスが特徴で、伝統の職人技を大切に生かした「今に活きる伝統」をコンセプトにする西陣唯一のメゾンです。今回はその中でも希少な逸品「紋紗」を中心に展示いたします。
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◆アバカ －糸芭蕉－
フィリピン中部に生育する糸芭蕉の一種「アバカ」は、沖縄の芭蕉布に使われているものと同種の植物。特に、４つの川に囲まれたマリナオ村のアバカ繊維は、透明感があり白さと艶が特徴です。軽くてしなやかで、使い込むほど色も肌なじみもよくなり、風合いが増していくのは天然素材ならでは。マリナオ村に伝わるマクラメ編みを生かして制作した夏帯やバッグなど、15人の匠たちの温もりあふれる作品をご覧ください。

＜Profile＞
古谷尚子
和文化コンシェルジュ
（株）世界文化社『家庭画報特選 きものSalon』元編集長。メンズ＆レディースファッション、きもの、食、美容まで幅広い分野の編集者として活躍。企画・編集したカリスマ美容家IKKO氏の書籍はいずれもベストセラーに。現在は、エディトリアル＆プロデューサーとして、執筆や商品企画・プランニングなど、主に和の分野でマルチエディターとして活躍中。
[インスタアカウント　@wabijin_na_jikan]