九曜紋は太陽を象徴する紋様。真ん中の大きな丸が太陽、回りの八つの丸は太陽系を巡る惑星を表しています。
唐草は繁栄や永遠を意味する吉祥紋様、さらに唐草の葉の部分には長寿を表す七宝。
「太陽に照らされるような幸せが永遠に続きますように」という意味を込めた袋帯です。
<新色> 袋帯 絹彫 レリーフ ~亀甲~
亀甲紋様の中に菱紋様、さらに七宝紋様を重ねた、あらゆる意味で縁起の良い袋帯。博多織ならではの地紋の凹凸がカジュアルになりすぎないよう、有職模様と幾何学模様を融合させ、適度なフォーマル感を持たせたデザインです。訪問着や附下きものとの相性がよく、ビジネスきものとしても活用いただけます。
<新色> 八寸名古屋帯 絵緯 嶋渡 ~ザクロ唐草~
紋織物で絵模様を織り出した「絵緯」の名古屋帯です。種子が多いことから豊穣・子宝の象徴とされ、縁起のよいザクロ柄と唐草をアレンジしたデザインが特長。
複雑な地紋を施し、光の角度によって経糸の縞の部分が消えて見えたり、浮かび上がらせるようにOKANOの意匠技術を活かした作品となっています。地紋で変化をつける博多織らしい名古屋帯です。
帯締 三分紐 遠州綾竹昼夜
伊賀で生産されたOKANO人気の三分紐から新作が登場です。同時発売の帯揚 麻二色暈しともコーディネートしやすいように配色。海や夏に咲く葵など、夏らしい色をイメージしました。通年使える三分紐ですが、ガラスの涼やかな帯留と献上浴衣に合わせるなど、夏のおしゃれを楽しんでください。
素材:絹100%
帯揚 麻二色暈し
「近江の麻」を使用した帯揚に新色が登場。今年は「大人まろやか」を意識して、夏色をイメージした配色に。職人よる揉み込み加工によって生地を柔らげ、形状保持性に優れた「しぼ」を形成しました。天然の冷やかさが特長で、シャリ感のある生地が夏きものにもぴったりの逸品です。
素材:麻100%
名古屋帯 絽紙布献上
緯糸に美濃和紙を使用し、絹の光沢と和紙のマットな質感が、涼し気な趣を感じさせるOKANOの夏帯です。新色の白は、2021年4月青山スクエアにて開催された第64回新作博多織展にて、福岡商工会議所会頭賞を受賞。合わせるきもの次第で雰囲気が変わり、大人の遊び心をくすぐります。
素材:絹80%以上 分類外繊維20%未満