カードケース網代

商品コード:01S10539D3
原産国:日本
素材:表地:絹100%(博多織)/裏地:ポリエステル100%
サイズ:幅 10.5cm 厚み1cm 高さ7.5cm(折りたたみ時)

OKANOで織り上げた博多織の生地でつくられたユニークなカードケース。

重ね織という伝統的な技法を用いて網代を表現しています。
網代とは、網の代わりという意味で、檜皮・竹などを薄く削って斜めに編んだもので、垣根・屏風・天井などに使用されます。
網代が実際に組まれているように見える立体感のある織りに仕上がっています。

開いた時に着物の小袖の形(Tの字)に、折りたたむと帯のお太鼓結びの形になるデザインの折りたたみ式カードケースです。
収納が2箇所あるため、自分の名刺といただいた名刺を分けて収納でき、出し入れしやすい仕上がりです。

ERIOBI REN UROKO

商品コード:01N1NN01E1
原産国:日本
素材:絹100% 

OKANOでは、ネクタイを「衿帯(えりおび)」といいます。日本にネクタイを紹介したのは、かのジョン万次郎だとか。和装が一般的だった時代、ネクタイは衿元の帯つまり、衿帯と呼ばれていました。
帯といえば博多織。博多織は、着物を着る方々に最も締め心地が良いと評判が高い織物です。一度締めると緩まないことから、武士にも愛用されました。たて糸を通常の織物よりも多く使うことでこのような特徴が生まれます。先染(先に糸を染めてから織ること)であることから、絹本来の光沢が重なり、重厚感を演出します。もちろん福岡にあるOKANOの工房で製織した正真正銘の博多織です。

WINDMILLは、絵緯(えぬき)という博多織の伝統的な技法を用いた紋織物でWINDMILL(風車)の連続模様を織りだしています。地紋様ですので、遠目には無地にも見えるオーソドックスなデザインです。織ならではの絹糸のツヤ感が特徴的です。

シリーズ名のRENは、連なる紋様「連」から命名されています。「連」とは「むらじ」とも読み、大和政権のもとに行われた姓(かばね)の一つで、諸説ありますが、高位の豪族で、束ねるような意味が由来しているとも云われています。衿帯は、社会の中での良い繋がりを結んで成就させるという願いを込めたアイテムです。着物を着ることが少なくなった日本男児に襟元だけでも日本の伝統で飾ってもらいたいと思っています。

通常ネクタイはバイアスで裁断され奉書のように畳まれて縫製されます。衿帯は帯と同じ工程を経て職人の手により手縫いで仕立てを行います。そのため、一般的なネクタイより生地量が少なく軽やかな仕上がりとなります。