鬱金香 チューリップ 

きものは、地紋の入った希少な博多織の紬である「博多経錦紬 地紋調 横段」。地紋に横段が入ることで、柄の変化が楽しめます。合わせる帯は、第66回新作博多織展で「福岡県伝統的工芸品振興協議会会長賞」を受賞した「名古屋帯 伝産絵緯 零 色彩市松」。織に厚みがあって、立体的な風合いになるのが特徴の名古屋帯です。小物合わせは、明るいカラーをセレクトし、春の日差しやチューリップの鮮やかさを表現しました。

桃始笑(ももはじめてさく)

きものは、地紋に横段が入ることで柄の変化がみられる「博多経錦紬 地紋調 横段」。地紋の入った紬は珍しく、御召に見間違えるほど。合わせる帯は、細かい縞の上から入れた唐草紋様が、透け感と立体感を生み出した「袋帯 総浮本袋 松 トプカプ花唐草」をセレクトしました。締め心地も軽く春のお出かけにも重宝し、表と裏リバーシブルで楽しめる逸品です。小物合わせは、赤系を基調にして桃の花をイメージしたコーデの完成です。

霞始靆(かすみはじめてたなびく)

きものは、附下で織り上げた希少な博多織の着尺「博多経錦御召 絹本 辻が花」。辻が花の部分には、金彩加工が施されています。合わせる帯は、OKANO千織シリーズ(手織プロジェクト)の「名古屋帯 千織 松浦総浮 幽玄の波」。伝統工芸士松浦長治氏による手織りの名古屋帯です。淡いきものと春霞のような帯が、春らしい幻想的な光景をイメージさせます。小物合わせは、紺の帯締めを差し色にして、全体を引き締めました。

浅黄水仙 フリージア

きものは、辻が花の部分に金彩加工が施された「博多経錦御召 絹本 辻が花」。希少な博多織の着尺を、附下で織り上げた作品です。合わせる帯は、鹿草木夾纈屏風をモチーフに青海波で構成した「総浮本袋 桜青海唐草」。浅黄水仙を彷彿とさせる優しい薄黄色が春のきものコーディネートにぴったりです。小物合わせは、薄黄色の帯に映える濃い緑の帯揚を合わせ、まっすぐ凛とした浅黄水仙(フリージア)をイメージしました。

黄鶯睍睆(うぐいすなく)

きものは、希少性の高い博多織の着尺を附下で織り上げた「博多経錦御召 絹本 辻が花」。辻が花の部分には、金彩加工が施されています。合わせる帯は、鹿草木夾纈屏風をモチーフに青海波で構成した「総浮本袋 桜青海唐草」。春の木々を思わせる鮮やかな緑が印象的です。小物合わせは、高麗鶯をイメージした黄色の帯揚をセレクトしました。春を告げる鶯の初音を心待ちにした、爽やかな春コーデの完成です。

水沢腹堅(さわみずこおりつめる)

きものは、細かい縞と北斎模様の地紋で構成された「博多経錦紬 親子縞 輪違麻の葉」。角度によって浮かび上がる輪違麻の葉が、奥行を演出しています。合わせる帯は、帝釈天の網をイメージして開発した技法を駆使した「天目 吉幸 ゆらぎ暈し」。ねじり織の組織を用いて立体的な柄を表現しています。小物合わせは、薄黄色の帯揚で冬の日差しを、くすみカラーの青い帯締で沢の水が凍りつく季節をイメージしました。