きものは、伝統工芸品の指定を受けた「博多経錦紬 献上」。産地メーカーでも希少性が高い博多織のきものです。合わせる帯は、光の当たり具合で帯全体の色に多彩な変化が出る「プレタ男帯 献上」。全体にしっかりと幾何学柄を配して、5月の誕生花である菖蒲のような凛とした重厚感を持たせました。さらに、帯を締めると落ち着いた色に見える細工も施しています。モダンな信玄袋を片手に、小粋な初夏の装いはいかがでしょうか。
蚯蚓出(みみずいづる)
きものは、柔らかさとシャリ感をそなえた「博多経錦紬 献上」。無地感覚の紬なので、帯や小物を変えて幅広い場面で使える万能アイテムです。合わせる帯は、光の加減で浮かび上がる柄の変化を楽しめる「名古屋帯 伝産絵緯 閃 華紋」をセレクト。一見シンプルな柄ですが、細かいところまで地紋を入れて細工しています。小物合わせは、グリーンの帯揚と薄ピンクの帯締で、新緑と春の豊かな土壌を感じさせる配色を選びました。
霜止出苗(しもやんでなえいづる)
きものは、OKANOオリジナルの江戸小紋である「亀甲麻の葉」。麻の葉にも亀甲紋様にも見える柄が特長で、東京染小紋伝統工芸士である岩下江美佳さんが染めたきものです。合わせる帯は、博多織伝統工芸士 小林顕子さんが織った「千織 小林総浮 ベルサイユ」。光沢感のある白地に爽やかなブルーが印象的な名古屋帯です。小物合わせは、大地と水を連想させるカラーをセレクト。春の日差しがきらめく水田をイメージしました。
藤 ウィステリア
きものは、麻の葉にも亀甲紋様にも見える「OKANO オリジナル江戸小紋 亀甲麻の葉」。女性初の東京染小紋伝統工芸士である岩下江美佳さんが染めた江戸小紋です。合わせる帯は、約20年前の名品をシックにリニューアルした「千織 小林総浮 唐草間道」。優しい色合いの紫が、4月の誕生花である藤を思わせます。カジュアルはもちろん、綺麗めコーデが好きな方にもぴったりの逸品です。帯に合わせて小物も紫系で統一しました。
鴻雁北(こうがんきたへかえる)
きものは、女性初の東京染小紋伝統工芸士である岩下江美佳さんが染めた「OKANO オリジナル江戸小紋 亀甲麻の葉」。麻の葉にも亀甲紋様にも見える江戸小紋です。合わせる帯は、獅子と鳳凰が織り込まれた「千織 松浦総浮 正倉院薫炉紋」をセレクト。お香を入れる薫炉(くんろ)をモチーフにした落ち着いた配色の名古屋帯です。小物合わせはブルー系を取り入れ、冬を象徴する雁が去る春の空を表現しました。
桜始開(さくらはじめてひらく)
きものは、柄の変化が楽しめる地紋と横段が特長の「博多経錦紬 地紋調 横段」。着るほどに織の組織が馴染み、しなやかに育っていく紬です。合わせる帯は、表と裏リバーシブルで楽しめる「袋帯 総浮本袋 松 トプカプ花唐草」。今回は、スタイリッシュで洗練された裏側を使用しています。小物は、爽やかな新緑を思わせるグリーンを合わせ、きものと帯の優しいピンクと相まって、桜の花が咲く春の景色を連想させています。
